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アドテクニカ・BCPニュースレター 【VUCAの時代を生き抜く】

アドテクニカ・BCPニュースレター 【VUCAの時代を生き抜く】

2022/09/15. BCP

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アドテクニカ・BCPニュースレター 【VUCAの時代を生き抜く】

前回では「想定外のリスク」について、情報社会の持つ負の一面をロシアのウクライナ侵攻を事例として示しました。
今回もそれに関係して20世紀に入り一段と加速されたVUCAの世界の中でどのように情報を捉えてDXにつなげるかについてお話します。

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VUCAの時代

皆さんはVUCAという言葉を聞いたことがありますか?
VUCAとは、Volatility(変動制)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語です。もともと軍事用語だった言葉が、2010年頃よりビジネスの世界でも使われ始めた言葉です。
地球温暖化による気候変動、それによる自然災害の多発、Covid19によるパンデミックの発生、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、その影響による石油関連製品価格の高騰、小麦・トウモロコシなど食料品の輸出制限等々、今までに経験したことの無い様々な出来事が起こっているのがまさにVUCAの時代です。
このことについては「VUCAとは何か。VUCA時代を生き抜く企業に必要なこと」で検索すれば、わかり易い記事が載っていますのでそちらをご覧ください。

VUCAの時代を生き抜く方法

この記事でも指摘していますが、後半のVUCAの時代を生き抜く企業組織になるには、フェイクニュースがあふれかえる情報の中から、常に最新で有効な情報収集とそれに関する学習が不可欠と言っています。
どのような情報が事業にとって有効かは、企業の存在意義である明確なビジョンをベースとして自分で考える力を持ち、果敢にチャレンジしていく姿勢を持つ行動力の3つの能力がVUCAに打ち勝つ力と言えます。
すなわち、①最新の情報収集力、②自頭(地頭)を活かす力、③極的なチャレンジ行動力の3つの力であると筆者は考えます。

情報収集力のアップ

筆者は、コンサルタントを業務としている関係から、毎日の朝の日課は、全国紙、地方紙、産業新聞の3紙を1時間かけて情報収集することです。もちろんこれ以外に、関連資料に関するインターネットの活用や書籍の購読も必要です。
最近ではWEBの読み上げソフトが便利です。WordやWindowsに組込まれている読み上げソフトやPDFにも「表示」のタグの最下段に「読み上げ」機能が付いています。これらを1.5倍速の読み上げソフトを駆使して情報収集活動をしています。
さらにWEB講演には、私の原稿をこれらの読み上げソフトに読ませることもやっています。
私の業務のDXです。
WEBの技術進歩はとても速いので乗り遅れないように情報収集力アップへのチャレンジが必要です。
貴方のDXは進化していますか?

<<筆者のご紹介>>

IST経営コンサルティング
石井 洋之

静岡県BCPコンサルティング協同組合 理事
静岡県立大学客員共同研究員・静岡大学講師
中小企業診断士
博士(学術)

 

運営会社 株式会社アドテクニカ

「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。

事業内容
デジタルマーケティング支援
デジタルコミュニケーションプラットフォーム開発提供
認定資格
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