オクレンジャーと安否コールを比較|到達率・回答率・BCP初動で選ぶ意思決定ガイド【2026年最新版】
2023/05/23(2026/02/19).
「オプションで機能を積み上げるカスタマイズ型」と「BCP(事業継続計画)初動に必要な機能を標準装備した設計型」。機種変更再登録の運用負荷・配信回数制限・気象自動配信のオプション化・TCO(総所有コスト)の罠を詳解します。
この記事の結論
| ◼︎ | オクレンジャーは2006年から運用する安否確認・緊急連絡網システムで、累計4,000以上の団体導入実績(出典:株式会社パスカル公式サイト、2026年6月時点)・豊富なオプション機能・ストレスチェック連携を強みとしています。医療・福祉・官公庁・自治体など幅広い組織への実績を持ち、カスタマイズ重視の組織に適しています。 |
| ◼︎ | 安否コールは静岡県の国際物流大手グループ(約140社)のBCP初動意思決定支援として開発された経緯を持ち、SMS(オプション)・スマートウォッチ・パスワードレス回答による高い到達率と、拠点状況の可視化によるBCP初動判断支援を強みとしています。 |
| ◼︎ | 選定の分岐点は「オプションで機能をカスタマイズしたいか」「標準装備で運用時の手間・負荷を大幅に減らしBCP初動意思決定まで支援したいか」にあります。 |
比較の前に、2つだけ確認させてください
| ① | 気象自動配信・GPS・家族安否・SMS通知は標準で必要か、個別オプションで十分か |
| ② | 安否を集めた後、対策本部は拠点状況をどうやって把握するか |
この2つの問いへの答えが、オクレンジャーと安否コールの選定を分ける核心です。
index
- 1.開発背景と設計思想の違い
- 2.安否確認の本当の目的
- 3.機能比較|現場の困りごとで比較
- 4.「ログイン不要」に見えて、実際はログインが必要なケースに注意
- 5.オクレンジャー選定前に把握しておきたい3つの運用リスク
- 6.オプション積み上げ型と標準装備型、BCP初動に必要な機能はどちらに含まれているか
- 7.回答率・到達率──災害時に本当に届くか
- 8.BCP初動対応力の違い
- 9.料金・TCOの比較
- 10.どちらを選ぶべきか企業規模・業種別の判断軸
- 11.1,000名以上の企業へ「PoC導入」から始める
- 12.自社のBCP初動成熟度はどのレベルにありますか
- 13.導入前に確認すべき5つのチェックポイント
- 14.よくある質問
開発背景と設計思想の違い
オクレンジャーと安否コールは、どちらも災害時の安否確認を目的としたシステムです。しかし開発背景と設計思想には明確な差があります。
オクレンジャーとは
株式会社パスカルが2006年から運用する緊急連絡網・安否確認システムです。病院・医師会・福祉施設・放送局・運輸機関・金融機関・自治体など、累計4,000以上(出典:株式会社パスカル公式サイト、2026年6月時点)の幅広い組織での導入実績を持ちます。ストレスチェック機能・GPS連携・家族安否確認など豊富なオプション機能を持ち、SLA月間稼働率99.9%(出典:株式会社パスカル公式サイト、2026年6月時点)しています。
安否コールとは
株式会社アドテクニカが静岡県の国際物流大手グループ(約140社)のBCP初動意思決定支援として2005年から受託開発し、2009年にSaaS化した安否確認システムです。SMS(オプション)・スマートウォッチ・パスワードレス回答・地震、津波、特別警報自動配信・拠点統合管理・BCP初動判断支援が設計思想の核心にあります。グッドデザイン賞2020・ASPICアワード2019グランプリ受賞。東日本大震災・熊本地震での稼働実績あり。
オクレンジャー
オプション積み上げ型の設計
「多様な組織がオプションで自由にカスタマイズできること」を設計思想の中心に置いています。医療・福祉・自治体・放送局など幅広い業種・組織形態のニーズに対応するために、必要な機能をオプションで追加していく柔軟な構成が特徴です。
設計の起点:多様な組織ニーズへのカスタマイズ対応
安否コール
標準装備型の設計
「多業種・多拠点グループが実際の災害でBCP初動判断できること」を設計思想の中心に置いています。BCP初動に必要な機能を標準装備し、追加設定なしで対策本部が動き出せる基盤として設計されています。
設計の起点:BCP初動に必要な機能を標準で提供し追加設定なしで動く
どちらが優れているかではなく、自社のBCP課題と運用体制で選ぶ
カスタマイズ体制があり特定機能だけ必要な場合は、オクレンジャーが適合する可能性があります。
標準装備でBCP初動まで支援できる設計を求める場合は、安否コールの思想がより合致します。
安否確認の本当の目的
安否確認の目的は、安否を収集することではありません。
災害時に、組織の判断を止めないことです。
安否確認が完了した後から、対策本部の本当の課題が始まります。「どの拠点が使えるのか」「誰が出社できるのか」「停電している拠点がどこか」「物流が止まっているか」――これらの判断材料が揃わない限り、経営判断は下せません。
オクレンジャーはオプションを組み合わせることで多様な情報収集に対応できる柔軟性を持っています。
一方、安否コールは「安否収集の完了後に対策本部が動き出すまでの時間を大幅に短縮する」ことを設計思想の核に持ち、拠点情報統合と初動判断支援が標準設計に組み込まれています。この違いが、災害後の経営判断速度に直結します。
安否収集完了直後に対策本部が直面する「電話確認の集中」
| ◼︎ | どの拠点が使えるのか分からない |
| ◼︎ | 停電している拠点がどこか分からない |
| ◼︎ | 誰が出社できるのか把握できない |
| ◼︎ | 物流が止まっているか分からない |
| ◼︎ | 各拠点へ電話確認が始まり → 最重要の6時間が情報収集だけで過ぎていく |
機能比較|現場の困りごとで比較
機能一覧より、実際の現場で何が起きるかの視点から比較します。
| 現場の困りごと | オクレンジャー | 安否コール |
| メールが届かず回答が集まらない |
○ メール・アプリによる通知。地震自動配信は標準対応 |
◎ メール・スマートウォッチを標準実装。SMSをオプションとして追加可能。多経路で到達率を高める |
| SMS通知で確実に届けたい |
× 非対応 |
◎ SMSオプションあり。初期費用不要 |
| 夜勤・現場スタッフから回答が来ない |
○ アプリプッシュ通知で対応 |
◎ スマートウォッチ振動通知で就寝中・作業中も到達 |
| ログインを忘れて回答できない |
△ IDと認証キーによる登録。IDを忘れた場合は管理者経由での再発行が必要 |
◎ パスワードレス対応。端末認証によりURL1タップで回答画面を表示。グッドデザイン賞2020受賞 |
| 風水害・台風でも自動配信したい |
△ 気象の自動配信はオプション(有料) |
◎ 地震、津波、大雨・暴風・波浪などの特別警報に自動配信対応。標準装備 |
| メッセージ配信を何度でも行いたい |
△ エントリープランは年36回まで制限あり |
◎ 手動配信は回数制限なし |
| GPS・位置情報を把握したい |
△ GPS連携機能あり(オプション有料) |
◎ オプションでGPS位置情報取得・集約が可能 |
| 家族の安否確認もしたい |
△ 家族安否確認機能あり(オプション有料) |
◎ 家族安否確認が標準装備(7名まで)。追加費用なし |
| 掲示板で従業員も書き込みたい |
◎ ユーザが自由に投稿可能。写真添付も可 |
◎ 全員がいつでも書き込み・閲覧可能。書き込み時のプッシュ通知あり |
| 安否後に拠点状況が分からない |
○ 掲示板・アンケートで情報共有可能 |
◎ 拠点別被災状況・停電・入館可否を統合管理 |
| 誰が出社できるか本部で把握できない |
○ アンケート・掲示板で確認 |
◎ 出社可否・交通手段を分離して収集・集計 |
| ストレスチェックも一元管理したい |
◎ 人事データ連動のストレスチェック機能あり(オプション) |
― 安否確認・BCP初動支援に特化した設計のため対象外 |
| 料金体系を事前に把握したい |
△ オプションと人数で料金が変動するため事前見積もりが必要。お試し期間2週間 |
◎ プラン別に料金が明示されている。1ヶ月の無料トライアルあり |
※2026年5月時点の各社公式サイト・公開情報に基づきます。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
比較表から読み取れること
オクレンジャーはオプションの組み合わせによる柔軟なカスタマイズ性と、ストレスチェック連携・豊富な導入実績に強みがあります。
安否コールはスマートウォッチ対応・SMSをオプションとして追加可能・パスワードレス回答・家族安否標準装備・気象自動対応・配信回数無制限という「現場到達率とBCP初動支援」に関わる機能を標準設計で提供しています。
「ログイン不要」に見えて、実際はログインが必要なケースに注意
オクレンジャーはIDと認証キーによる認証設計です。機種変更時の再登録フローがユーザ自身で完結するかどうかが、管理者の運用負荷に直結します。
オクレンジャー固有の注意点
オクレンジャーはIDまたは認証キーが分からなくなった場合、ヘルプデスクに問い合わせても調べることができず、団体管理者を経由した再発行が必要になります。従業員数が多い組織では年間の機種変更件数が多く、この問い合わせ対応が管理者の運用負荷になる場合があります。
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| 確認ポイント |
ログイン型 (オクレンジャー等) |
ログイン簡略型 (一部パスワードレス) |
パスワードレス型 (端末認証・安否コール) |
| 初回ログイン | ID+認証キー必須 | ID+パスワード必須 | 端末登録のみ |
| 通常時の回答 | ログイン後に回答 | URL直接または簡略認証 | URLタップのみで即回答画面表示 |
| 機種変更後の再登録 | IDと認証キーが必要分からない場合は管理者経由で再発行 | 再ログイン必要な場合あり | QRコード読取でユーザ完結管理者への問い合わせ不要 |
| ID・認証キー忘れ時 | 管理者への確認が必要 ※ヘルプデスクでの個別確認は対象外 |
再発行手続きが必要 | 認証情報不要のため問題なし |
| URLタップ回答 | ログイン後に回答 | 一部対応 | URL1タップで回答画面を表示 |
| 管理者の運用負荷 |
高 機種変更・ID忘れの問い合わせ対応 |
中 |
低 ユーザが自己解決できる設計 |
| 発災直後の回答UX | ログイン壁あり (離脱リスク高) |
部分的に改善 (状況による) |
回答しやすい設計 (グッドデザイン賞2020受賞) |
| 離脱リスク | 高 (パスワード忘れで離脱) |
中 | 低 (設計で解消) |
※各タイプはシステムの設計分類であり、特定製品を直接評価するものではありません。導入前に必ず各製品の公式仕様をご確認ください。
オクレンジャー選定前に把握しておきたい3つの運用リスク
オクレンジャーを選定する際に、事前に把握しておきたい運用上のポイントが3点あります。これらは導入後に管理者の負荷や運用の継続性に影響する場合があります。
運用リスク 01
機種変更時の再登録に管理者介入が必要
機種変更・メールアドレス変更時にIDと認証キーによる再登録が必要。IDまたは認証キーが分からなくなった場合、ヘルプデスクへ問い合わせても調べることができず、団体管理者を経由した再発行が必要になります。従業員数が多い組織や機種変更が頻繁な組織では、年間の問い合わせ対応が管理者の継続的な負担になる場合があります。
安否コールの場合
| ・ | QRコード読み取りでユーザ自身が完結 |
| ・ | 管理者への問い合わせ管理者への問い合わせを減らしやすい設計 |
運用リスク 02
メッセージ掲載期限の初期設定が30日
オクレンジャーのメッセージ掲載期限の初期設定は30日。最大999日まで延長できますが、設定変更はヘルプデスクへの直接申込が必要です。設定変更を行わずに運用していると、被災状況・災害対応の履歴が30日で閲覧できなくなってしまう場合があります。導入時に必ず確認しておくべき設定です。
安否コールの場合
| ・ | 初期設定から十分な掲載期間が確保されており、ヘルプデスク申込なしで設定可能 |
運用リスク 03
エントリープランの手動配信回数が年36回まで
エントリープランは手動のメッセージ配信が年36回までに制限されています。訓練・実際の災害・台風対応・感染症対応などを含めると、年間を通じた運用で制限に達する場合があります。訓練の頻度を増やしてBCPの実効性を高めようとすると、制限が障壁になることがあります。
安否コールの場合
| ・ | 手動配信は回数制限なし |
| ・ | 訓練頻度を増やしても追加費用が発生しない |
これらは「悪い製品だから」ではありません
オクレンジャーはカスタマイズ性・柔軟性を優先した設計のため、個別の設定確認・変更の申込フローが生まれやすい構造になっています。導入前にこれらの運用特性を正確に把握した上で、自社の運用体制に合っているかを確認されることをお勧めします。
オプション積み上げ型と標準装備型、BCP初動に必要な機能はどちらに含まれているか
「どの機能がオプションか標準か」は、実際のTCOと運用時の手間・負荷に直接影響します。
オクレンジャー
以下の機能はすべて有料オプション
| △ | 気象自動配信 (風水害・台風・大雪)(※オプション有料) |
| △ | GPS連携(※オプション有料) |
| △ | 家族の安否確認(※オプション有料) |
| △ | 管理者アプリ(※オプション有料) |
| △ | ストレスチェック(※オプション有料) |
| ◎ | 地震自動配信(気象除く)(※標準) |
| ◎ | 掲示板(双方向)(※標準) |
| ◎ | SLA月間稼働率99.9%保証(※標準) |
安否コール
以下の機能はすべて標準装備
| ◎ | スマートウォッチ通知(※標準) |
| ◎ | 地震、津波、大雨・暴風・波浪などの特別警報(※標準) |
| ◎ | 家族安否確認(7名)(※標準、追加費用なし) |
| ◎ | 手動配信回数無制限(※標準) |
| ◎ | 拠点統合管理・出社可否収集(※標準) |
| ◎ | パスワードレス回答(グッドデザイン賞2020受賞)(※標準) |
| ◯ | SMS通知(※オプション(初期費用なし)) |
| △ | GPS位置情報(※オプション) |
TCOの罠に注意
オクレンジャーはエントリープランで50ユーザ:60,000円/年、100ユーザ:115,200円/年、気象自動配信・GPS・家族安否をすべてオプションで追加する場合、安否コールとのTCO差は縮まる可能性があります。比較時は「基本プランに何が含まれていて何が含まれていないか」を必ずゼロベースでご確認されることをお勧めします。
回答率・到達率──災害時に本当に届くか
安否確認システムで最も重要なのは「平時に動くか」ではなく「災害時に届いて回答されるか」です。
「届いても回答されない」問題が起きる原因
大規模災害時のメール遅延・未着、キャリア回線の混雑、端末電源OFF、ログイン・再登録の手間による回答断念、作業中・就寝中の通知見落としが重なります。
オクレンジャーを含むID・認証キー設計のシステムでは、機種変更後に再登録が完了していない従業員が災害時に回答できないリスクがあります。
安否コールの回答負荷軽減設計
パスワードレス回答は銀行等が採用する端末認証技術を用いており、同一端末からはログイン不要でURL1タップで回答画面が表示されます。
機種変更時もQRコード読み取りでユーザ自身が再紐付けを完結できるため、管理者への問い合わせを減らしやすい設計となっています。SMSのオプション追加・スマートウォッチ振動通知により、夜間・現場作業中への到達率を高めます。
通知手段の対応状況比較
| 通知手段・機能 | オクレンジャー | 安否コール |
| メール |
標準対応 |
標準対応 |
| SMS |
非対応 |
非対応 |
| スマートウォッチ |
非対応 |
◎ 標準対応 |
| 風水害自動配信 |
オプション有料 |
◎ 特別警報配信を標準対応 |
| 配信回数 |
エントリー:年36回制限 |
◎ 無制限 |
| パスワードレス回答 |
ID・認証キー設計 |
◎ パスワードレス |
BCP初動対応力の違い
オクレンジャー
強み
| ・ | 累計4,000以上の団体・企業での豊富な導入実績(出典:株式会社パスカル公式サイト、2026年6月時点) |
| ・ | 医療・福祉・官公庁・自治体への実績 |
| ・ | ストレスチェック機能(人事連動)オプション |
| ・ | SLA月間稼働率99.9%保証 |
| ・ | オプションによる柔軟なカスタマイズ |
注意点
気象自動配信・GPS・家族安否はオプション有料。エントリープランの配信回数制限。機種変更時の再登録管理が必要。
設計目的
多様な組織ニーズへのカスタマイズ対応
安否コール
強み
| ・ | スマートウォッチ対応標準実装・SMSオプション対応による多経路通知 |
| ・ | 地震、津波、大雨・暴風・波浪などの特別警報への自動対応標準 |
| ・ | パスワードレス回答で回答時の負担を大幅に低減 |
| ・ | 手動配信回数無制限 |
| ・ | 拠点被災状況・出社可否・交通手段の統合収集標準 |
| ・ | 家族安否確認の標準装備(7名)・追加費用なし |
| ・ | 対策本部向けダッシュボード・BCP初動意思決定支援 |
設計目的
BCP初動に必要な機能を標準装備し対策本部が動き出せる
最大の分岐点
オクレンジャーは、「多様な機能をオプションで積み上げる自由度」を強みとしています。
安否コールは、「BCP初動に必要な機能を標準装備し、追加設定なしで対策本部が動き出せる」ことを強みとしています。
この違いは静岡県の国際物流大手グループ(約140社)が実際に直面したBCP初動の課題から生まれたものであり、後から機能を追加したものではありません。
料金・TCOの比較
月額費用だけで比較すると実際のコストを見誤る場合があります。特にオクレンジャーはオプション費用が積み上がる構造であるため、TCO(総所有コスト)での比較が重要です。
| コスト項目 | オクレンジャー | 安否コール |
| 料金の透明性 |
エントリープランで50ユーザ:60,000円/年 100ユーザ:115,200円/年 |
プラン別に明示。 ミニマム:5,000円~ エキスパート:40,000円~ |
| 気象自動配信 |
オプション有料(別途費用) |
標準装備(追加費用なし) |
| 家族安否確認 |
オプション有料(別途費用) |
標準装備(7名・追加費用なし) |
| GPS機能 |
オプション有料 |
オプション対応(別途費用) |
| 無料トライアル |
お試し期間2週間 |
1ヶ月(全機能使用可) |
| TCO比較の注意点 |
気象・GPS・家族安否をすべて追加すると安否コールとのTCO差は縮まる可能性がある |
主要機能が標準装備のため追加オプション費用の見落としが発生しにくい |
どちらを選ぶべきか企業規模・業種別の判断軸
オクレンジャーが向いている組織
| ・ | 医療・福祉・病院・医師会などオクレンジャーの導入実績が豊富な業種 |
| ・ | 自治体・官公庁・放送局など公共性の高い組織 |
| ・ | ストレスチェックと安否確認を一元管理したい人事・総務部門 |
| ・ | 気象自動配信・GPS・家族安否は別手段があるため不要 |
| ・ | オプションで機能を自分たちで組み合わせたい組織 |
| ・ | カスタマイズ性を重視し、事前に詳細見積もりを行える組織 |
安否コールが向いている組織
| ・ | 製造業・物流・工場・医療介護など現場稼働・夜間稼働が多い業種 |
| ・ | SMS・スマートウォッチで夜間・現場への到達率を高めたい |
| ・ | 高齢層・非ITリテラシー層の従業員が多く回答への負担を軽減したい |
| ・ | 風水害・台風・大雪など地震以外の災害にも自動対応が必要 |
| ・ | 配信回数制限なしで訓練・実際の災害対応を行いたい |
| ・ | 家族安否確認・全災害自動配信を追加費用なしで使いたい |
| ・ | 安否収集後のBCP初動判断まで一元管理したい |
| ・ | 静岡・東海・近畿・四国・九州など南海トラフ対策が急務 |
判断できない場合の確認軸
| 自社でオプションを組み合わせてカスタマイズできる運用体制があるか |
オクレンジャーが適合 |
| 気象自動配信・家族安否・SMSを標準で全従業員に提供する必要があるか |
安否コールが適合 |
1,000名以上の企業へ「PoC導入」から始める
大企業がBCPシステム導入で最も恐れるのは「全社導入失敗」です。まず対策本部だけで導入する「PoC型導入」が増えています。これは単なるトライアルではなく「災害対策本部の概念実証」です。
無料相談・要件確認 BCP課題・現行システム・TCO確認
対策本部 先行導入 主要メンバーでミニマム構成検証
効果確認・稟議資料作成 SMS・無制限配信・拠点統合を検証
全社展開 定着率の高い全社展開へ
オクレンジャーとの比較検討中の大企業担当者にとって、安否コールの「対策本部PoC導入」は稟議リスクを抑えながら導入できる有効な選択肢です。1ヶ月の無料トライアルでSMS・全災害自動配信・配信回数無制限・拠点統合管理のすべてを実際に検証していただけます。
自社のBCP初動成熟度はどのレベルにありますか
| Lv.1 |
安否確認のみ(メール・電話) 安否が集まるだけ。拠点状況・出社可否は把握できない。管理者が被災すると事業が止まるリスクがある。 |
| Lv.2 |
安否確認システム導入(カスタマイズ型) 地震時の自動配信・安否集計はできる。オプション追加で機能拡張が可能。ただし標準状態では気象自動配信・SMS・家族安否が別途必要。オクレンジャーはこの設計に強みを持ちます。 |
| Lv.3 |
多経路通知・回答負担の軽減・全災害自動配信 SMS・スマートウォッチ・パスワードレスで高い回答完了率を実現。全災害種別(地震、津波、大雨・暴風・波浪などの特別警報)への自動対応が標準。安否コールはここから標準対応。 |
| Lv.4 |
対策本部OS(情報統合・6時間判断設計) 安否・拠点状況・出社可否が対策本部ダッシュボードに統合。6時間以内の経営判断が可能。電話確認の集中が解消。配信回数無制限で訓練が定着。 |
| Lv.5 |
自律分散型BCP(実戦型・高水準設計) 南海トラフ広域同時被災シナリオにも対応。グループ横断統合・物流・社会インフラ維持まで設計。管理者不在でも自律稼働。 |
導入前に確認すべき5つのチェックポイント
| ■ |
機種変更時の再登録負荷 |
| 従業員の機種変更・メールアドレス変更時に管理者への問い合わせが発生するかをご確認ください。年間の機種変更件数が多い組織では、この運用負荷がシステム選定の重要な軸になります。オクレンジャーはID・認証キー忘れ時に管理者経由の再発行が必要です。 |
| ■ |
配信回数に制限があるか |
| 訓練・実際の災害・台風対応・感染症対応など、年間を通じた配信ニーズを想定した上で、制限内に収まるかをご確認ください。オクレンジャーのエントリープランは年36回制限があります。 |
| ■ |
必要な機能が標準かオプションか |
| 気象自動配信・GPS・家族安否・SMS通知が標準装備かオプションかによって、実際のTCOは大きく変わります。「基本プランに何が含まれていて何が含まれていないか」をゼロベースで確認してください。 |
| ■ |
拠点情報を統合できるか |
| 安否情報だけではBCPとして十分ではありません。拠点被災状況・出社可否・停電状況を一元管理できるか、対策本部が初動判断できる設計になっているかをご確認ください。 |
| ■ |
名簿運用を維持できるか |
| 入退社・異動・出向の名簿更新が滞ると、実際の災害時に機能しなくなることがあります。名簿最新化の仕組みと運用支援があるかをご確認ください。 |
よくある質問
-
Qオクレンジャーと安否コールの最大の違いは何ですか?
Aオクレンジャーは4,000以上の団体・企業への導入実績(出典:株式会社パスカル公式サイト、2026年6月時点)・豊富なオプション機能・ストレスチェック連携を強みとし、多様な組織ニーズへのカスタマイズ対応に適しています。安否コールは静岡県の国際物流大手グループのBCP初動意思決定支援として開発され、SMS(オプション対応)・スマートウォッチ・パスワードレス回答・地震、津波、特別警報自動配信・配信回数無制限・拠点統合管理・家族安否標準装備によるBCP初動支援を強みとします。選定の分岐点は「オプションで機能をカスタマイズしたいか」「標準装備でBCP初動支援まで対応できる設計を求めるか」にあります。 -
Qオクレンジャーの気象自動配信はなぜオプションなのですか?
Aオクレンジャーは地震の自動配信は標準対応していますが、台風・豪雨・大雪などの気象災害への自動配信はオプション(有料)となっています。日本では風水害による被害件数が地震を上回る年も多く、気象自動配信がオプション扱いの場合、管理者が不在の夜間・休日に風水害が発生した際に自動通知が行われない可能性があります。安否コールは地震、津波、大雨・暴風・波浪などの特別警報に標準で自動配信対応しています。 -
Q機種変更時の再登録はどちらが簡単ですか?
A安否コールのほうが管理者負荷を抑えやすい設計になっています。安否コールは新端末へのQRコード読み取りによりユーザ自身で再紐付けが完結するため、管理者への問い合わせが発生しません。オクレンジャーはIDと認証キーが分からなくなった場合、ヘルプデスクでも調べられないため団体管理者を経由した再発行が必要になります。従業員数が多い組織では年間の機種変更件数が多く、この運用の違いが管理者の工数に影響します。 -
Qオクレンジャーのエントリープランの配信回数制限とは何ですか?
Aオクレンジャーのエントリープランはメッセージ配信が年36回までに制限されています。訓練・実際の災害・台風対応・感染症対応などを含めると、年間を通じた運用で制限に達する場合があります。安否コールは手動配信に回数制限がなく、訓練の頻度を増やしても追加費用が発生しません。 -
QTCO比較でオクレンジャーと安否コールはどちらが有利ですか?
Aオクレンジャーはエントリープランが50ユーザ:60,000円/年、100ユーザ:115,200円/年でオプション費用が積み上がる構造のため、実際の導入コストは事前見積もりが必須です。特に気象自動配信・GPS・家族安否をすべてオプションで追加する場合、安否コールとのTCO差は縮まる可能性があります。安否コールはプラン別に料金が事前に明示されており、BCP初動に必要な主要機能が標準装備のため追加オプション費用の見落としが発生しにくい設計です。比較時は「基本プランに何が含まれているか」をゼロベースで確認されることをお勧めします。 -
Q大企業でも安否コールは使えますか?
Aはい、ご活用いただけます。特にお勧めしているのが「対策本部PoC導入」です。全社一斉展開ではなく、まず災害対策本部メンバー・総務責任者・拠点管理者のみでミニマム構成での導入を行い、意思決定支援としての効果を検証します。オクレンジャーとの比較検討中の担当者にとって有効な選択肢となります。 -
Q南海トラフ地震対策として選ぶ際の注意点は?
A南海トラフ地震では静岡・東海・近畿・四国・九州の広域同時被災が想定されており、複数拠点を持つ企業は「全拠点が同時に被災する」シナリオでのBCP設計が必要になります。拠点ごとの安否・被災状況・稼働可否を一元管理できるシステムでなければ、広域災害時の対策本部機能が実質的に機能しにくくなります。安否コールは南海トラフ地震による大きな被害が想定される静岡県で、国際物流大手グループの実運用要件から設計されており、この広域多拠点シナリオへの対応が設計に組み込まれています。
比較すべきなのは、機能数でもオプション数でもない
オクレンジャーと安否コールは、どちらも優れた安否確認システムです。ただし設計思想は大きく異なります。
オクレンジャーは「豊富なオプションによるカスタマイズ性と、医療・福祉・官公庁・自治体への幅広い導入実績」を強みとします。
安否コールは「SMSオプション・スマートウォッチ・地震、津波、特別警報自動配信・配信無制限・家族安否標準装備による現場到達率の向上と、災害対策本部の意思決定支援」を強みとします。
本当に重要なのは、「災害発生後、経営判断に必要な情報がどれだけ速く対策本部に集まるか」そして「自社の従業員構成・運用体制で、どちらの設計思想が実際の災害で機能するか」です。
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「安否コール」お問い合わせ |

「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
- 事業内容
- デジタルマーケティング支援
デジタルコミュニケーションプラットフォーム開発提供 - 認定資格
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