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パスワードレスで進化する安否確認システム

パスワードレスで進化する安否確認システム

2024/06/18.

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パスワードレスで進化する安否確認システム

安否確認システムにパスワードレス認証を導入することは、多くの疑問や不安を伴います。「本当に使いやすいのか?」「メリットとデメリットは何か?」「そもそも安否確認に必要なのか?」といった疑問を持つ方々へ、このコラムが明確な回答を提供します。パスワードレス認証の導入が私たちの生活にどのような影響を与えるのか、一緒に見ていきましょう。

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パスワードレス認証と安否確認システム

近年、災害発生時の安否確認手段として安否確認システムの重要性がますます高まっており、緊急時に迅速かつ効率的に個々人の安否情報を共有し、安全を確認するための重要なツールとなっています。そして安否確認システムへのパスワードレス認証技術の導入は、システムの利便性とセキュリティを大幅に向上させる可能性を秘めています。

 

パスワードレス認証の概要

パスワードレス認証とは、文字通り、パスワードを必要としない認証方法です。一般的に従来のパスワードベースの認証では、ユーザは複雑なパスワードを覚え、定期的に更新する必要がありました。これに対し、パスワードレス認証では、モバイルデバイスを介した認証、あるいは一時的な認証コードなど、より直感的で安全な方法を用いてユーザの身元を確認します。
「パスワードレス認証」の例として、近年、Googleやアマゾン、アップルといったITの大企業が導入を進めている「パスコード認証」や「生体認証」なども含まれます。ITの最先端を行くGAFAなどの企業やサービスでは、ユーザーの利便性やセキュリティ上の懸念を払拭するために「パスワードレス認証」を導入することがトレンドとなっています。

安否確認システムへの応用

災害時における混乱を考えると、安否確認システムへのアクセスは可能な限り簡単かつ迅速でなければなりません。パスワードを忘れたり入力に手間取ったりすることは、ストレスの多い状況下では特に不利に働き、場合によってはユーザを危険にさらすリスクがあります。パスワードレス認証はこのような問題を解決し、例えば災害時に被災者はパスワード入力の手間を掛けずスムーズに自分の安全を報告できるようになります。
具体的には以下の3点のメリットがあります。

パスワードレス認証の導入メリット

  1. 利便性の向上
    ユーザは複雑なパスワードを覚える必要がなくなり、緊急時に迅速にシステムへアクセスできます。
  2. セキュリティの強化
    パスワードレス認証方法は、パスワードよりもなりすましや盗用のリスクが低いとされています。
  3. アクセス性の改善
    すべての年齢層やITに詳しくない人々が、より簡単にシステムを使用できるようになります。

 

パスワードレス認証の導入は、安否確認システムをより迅速、安全、かつユーザフレンドリーなものに変える強力な手段です。利便性とセキュリティを両立させることで、緊急時における情報共有の速度と正確性を向上させることができるのです。

パスワードレスで変わるUX

パスワードを使わない新しい認証方法が、私たちが安否確認システムを使うときの体験をどう変えるのかを見てみましょう。

 

もっと手軽に

「パスワードレス」という言葉はそのままの意味です。パスワードを覚えたり、入力したりする必要がなくなります。これにより、例えば地震が起きたときにすぐに会社や家族へ自分が無事だと伝えられるなど、急いでいるときでもスムーズにシステムを使えるようになります。

もっと簡単に

パスワードがなくなると、今までの「IDとパスワードを入力する」という手間が減り、ログインするプロセスがずっと簡単になります。これは特に、パソコンやスマートフォンを使い慣れていない人にとって、大きな助けになります。

もっと安心して

パスワードを使わない方法は、実はパスワードを使うよりも安全です。アプリやブラウザにIDとパスワードを保存してログインを楽にする利用方法がありますが、端末を盗まれたうえでそのログイン情報を利用されたり、端末内のデータを解析されて利用しているID/パスワードが漏洩したりするリスクがあります。更にパスワードを使うシステムの場合、パスワード自体を忘れてしまってシステムを利用できなくなるリスクがありますが、パスワードレスはそうした心配が少なくなります。

みんなで使える

パスワードレス認証は、老若男女誰でも使えるようにするための一歩です。ITに詳しくない人や、高齢の方でも迷わずに使えるようになることが期待されます。これは、インターネットをもっと身近なものにし、多くの人が情報を共有しやすくすることにつながります。

デザインが人中心に

パスワードレス認証の採用は、デザインをより人中心にシフトさせます。つまり、サービスを使う人々のニーズと利便性を最優先に考えることができるようになります。ユーザが直面する障壁を減らすことで、もっと多くの人々がテクノロジーをストレスなく利用できるようになり、それがデザインの質の向上に直結します。デザイナーは、ユーザが直面する可能性のあるあらゆる障害を考慮に入れ、それを取り除く方法を考えることが求められます。このアプローチは、特にアクセシビリティの観点から、UXデザインの新たな標準を確立するでしょう。

メリットとデメリット

現代社会において、災害や緊急事態は予期せぬ時に発生します。このような時、迅速かつ効果的な安否確認は、家族、友人、そして職場に安心感をもたらします。パスワードレス認証を取り入れた安否確認システムは、この必要性に応える最先端の技術です。従来のパスワードベースのシステムでは、緊急時のストレス下で複雑なパスワードを思い出すことが大きな障壁となり得ました。これに対しパスワードレス認証は一瞬でシステムへのアクセスが可能になり、より迅速な対応を実現します。この章では、安否確認システムでのパスワードレス認証がもたらす変革に焦点を当て、そのメリットと共に、ユーザが注意すべきデメリットを詳しく探ります。

 

メリット

  1. 覚える手間が省ける:緊急時は多くのユーザがストレスやパニックに陥りがちです。パスワードを思い出す余裕がない中で、パスワードレス認証は迅速な行動を可能にします。
  2. スピーディなアクセス:災害発生時、家族や会社への安否の通知を速やかに行うことができるようになります。ログインプロセスが簡略化されることで、時間を大幅に節約でき、即座に重要な情報の共有が可能になります。
  3. 使いやすさ:ITの知識がなくても、どなたでも安否確認システムを利用できるようになります。これは、年配のユーザやテクノロジーに不慣れなユーザにとっても大きなメリットです。
  4. 安全性の向上:パスワードによる認証では、不正アクセスのリスクが常につきまといます。パスワードレス認証では、そのリスクが軽減され、ユーザはより安全にシステムを利用できます。

 

デメリット

  1. 新しい方法への慣れ:初めてパスワードレス認証を使用する場合、使い方を理解するまでに時間がかかることがあります。しかし、パスワードレス認証を採用しているシステムは直感的なインターフェースを提供しており、慣れることは時間の問題です。
  2. デバイスへの依存:モバイルデバイスを利用する認証方法では、デバイスの紛失やバッテリー切れなどがシステムを利用できる可能性に影響します。特に、外出先での利用時には注意が必要です。
  3. 互換性と普及:すべての安否確認システムがパスワードレス認証を採用しているわけではありません。ユーザは、利用するシステムに応じて、異なる認証方法に適応する必要があるかもしれません。

 

安否確認システムにおけるパスワードレス認証は、利便性と安全性を大幅に向上させることで、緊急時の対応を革新します。覚える手間の省略、スピーディなアクセス、使いやすさ、そして向上したセキュリティは、特に災害時において計り知れない価値があります。一方で、新しい技術への適応、デバイスへの依存、そして全てのシステムでの互換性の問題は、ユーザが意識すべき重要なポイントです。これらのデメリットを認識し、適切に対処することで、パスワードレス認証の全ての利点を最大限に活かし、緊急時の安否確認をより効果的に行うことができるでしょう。

パスワードレス認証の実際の動き

安否確認システム「安否コール」でパスワードレス認証を利用するためには、まずシステムへのユーザ登録が必要になります。このプロセスは、ユーザフレンドリーで簡単に設計されており、ユーザ自身は多くの情報を入力する必要はありません。特に、システムの管理者がユーザの基本的な情報を事前に登録している場合、ユーザは登録プロセスをほとんど、または全く気にすることなく、すぐにシステムを利用開始できます。

安否確認システム「安否コール」におけるユーザ登録の手順は以下のリンクからご覧ください。
なお、登録手順はアプリ版とモバイル版をご用意していますので、どちらかお好みのものをご利用ください。
アプリの場合はメールアドレスの登録が不要でご利用いただけますので、特にお勧めです。

 

安否確認システム「安否コール」のアプリ版利用者登録手順はこちら

 

安否確認システム「安否コール」のモバイル版利用者登録手順はこちら


利用者登録が済んだ時点で、システムへの利用者と端末の認証は完了しています。
管理者がシステムへ設定している地域へ設定震度以上の地震が発生したり、設定している地域を対象に気象庁から特別警報が発表されたりした場合、または会社からアンケートなどが送信されると、アプリの場合はプッシュ通知で、モバイルの場合は登録したメールアドレスにメールで通知が届きます。プッシュ通知をタップしたり、通知メールに書かれているURLをクリックしたりするだけで、システムログインの手間をかけることなく通知の内容の確認や回答をすることができます。

 

安否確認システム「安否コール」のアプリ版の回答方法はこちら

 

安否確認システム「安否コール」のモバイル版の回答方法はこちら

 

ユーザーが実際に得るもの

パスワードレス認証を取り入れた安否確認システムが私たちの日常や緊急時の体験にもたらす変化は、表面的な利便性を超えています。この章では、パスワードレス認証がユーザに提供する、より深い価値とその実際の影響に焦点を当ててみましょう。

 

情報の迅速な共有と連携

パスワードレス認証を導入することで、ユーザは安否情報を即座に更新し、共有することが可能になります。災害発生時、この技術は家族や友人、職場との間で迅速なコミュニケーションを実現し、互いの安全を確認する手段となります。この結果、ユーザは、不安や心配が少ない状態で適切な判断を下すことができるようになります。

生活の質の向上

パスワードレス認証は、日常生活におけるストレスを軽減します。パスワードを覚える必要がなくなることで、多くのユーザがデジタル環境でのフラストレーションを感じることが少なくなります。また、この技術によって安否確認のプロセスが簡素化されることで、日々の生活がよりシンプルで安心できるものになります。

信頼性の向上

パスワードレス認証は、その堅牢なセキュリティにより、ユーザがサービスを信頼する基盤を築きます。個人情報の安全性が保証されることで、ユーザは安心して安否確認システムを利用することができます。これにより、コミュニティ全体の安全意識が高まり、緊急時における連携がより強固なものになります。

社会的包摂の促進

テクノロジーへのアクセス障壁を低減することで、パスワードレス認証は社会的包摂(誰も排除されず、全員が社会に参画する機会を持つこと)を促進します。特に、高齢者や障がいを持つ人々が安否確認システムを容易に利用できるようになることは、これらのコミュニティの自立と安全への重要なステップです。全ての人が平等に技術を利用できることは、社会全体のレジリエンス(回復力)を高めます。

 

最後に

パスワードレス認証により、安否確認システムにおいてユーザが実際に得るものは多岐にわたります。情報の迅速な共有、生活の質の向上、信頼性と社会的包摂の促進は、この技術が私たちの生活にもたらす具体的な利点です。これらの利点は、単なる利便性を超えて、私たちの安全とウェルビーイング(本質的に価値のある状態)に深く貢献するものなのです。

運営会社 株式会社アドテクニカ

「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。

事業内容
デジタルマーケティング支援
デジタルコミュニケーションプラットフォーム開発提供
認定資格
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