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安否確認訓練は義務?違法にならないための従業員登録と個人情報管理の完全ガイド

安否確認訓練は義務?違法にならないための従業員登録と個人情報管理の完全ガイド

2026/04/17. BCP対策事業継続計画個人情報保護安否コール安否確認安否確認システム安否確認システム 無料安否確認システム 違法BCP

安否確認訓練は義務?違法にならないための従業員登録と個人情報管理の完全ガイド

企業の安否確認体制は、災害対策や事業継続計画(BCP)の要となる重要な仕組みです。しかし「安否確認を強制すると違法なのでは?」「従業員情報はどこまで収集してよい?」「訓練をしていないが問題ない?」といった疑問や不安を抱える企業は少なくありません。実際、安否確認の“やり方”を誤ると、個人情報保護法違反や運用不備による重大なトラブルにつながる可能性があります。
本記事では、安否確認と法的リスクの関係から、従業員情報の適法な管理方法、安否確認訓練の正しい進め方、システム導入による違法リスク低減の仕組みまで、実務に直結するポイントを体系的に解説します。さらに、安否確認システム「安否コール」の導入企業の成功事例や、コスト最適化・運用改善の考え方も紹介し、最後には無料トライアルで体制を“そのまま”試せる方法も提示します。
この記事を読めば、違法リスクゼロの安否確認体制を構築するための具体的な手順と、実務で迷わない判断軸が明確になります。

【この記事でわかること】

「安否確認を実施するのは法的義務なのか?」という質問への結論また、安否確認を実施すること自体に違法性はありません。
ただし個人情報管理と運用方法を誤ると違法リスクが生じます。

本記事では、企業が違法リスクを避けながら安否確認体制を構築するための具体的な方法を解説します。
※本記事では、実際の企業事例と運用ノウハウをもとに解説しています。

安否確認そのものは違法ではないが、運用次第で違法リスクが生じる理由
個人情報保護法に基づく「従業員情報の適法な登録範囲」
安否確認訓練が必要な理由と、企業が直面する主な課題
違法リスクを避けるための安否確認訓練の具体的な進め方
安否確認システム導入により、リスクを低減し運用を効率化する方法
従業員情報を適法に管理するための実務チェックポイント
社内ルール化によって安否確認体制を定着させる方法
「安否コール」導入企業の事例から見る運用改善と効果
安否確認運用に必要なコストの考え方とシステム選定の基準
無料トライアルで実際の運用を事前に確認する方法

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安否確認と法的リスク―なぜ「違法」が話題になるのか―

内閣府の「防災情報のページ」に掲載されている「我が国で発生する地震」という資料によると、世界で発生する地震の約20%が日本周辺で発生しているとされています。
(参考:内閣府「我が国で発生する地震」)

災害大国・日本において、企業が従業員の安否を迅速に把握することは、もはや「防災の一部」ではなく事業継続の前提条件と言っても過言ではありません。そんな中、企業から増えているのが「安否確認は法律上の義務なのか?」「従業員情報を登録すると違法になる可能性は?」という相談です。実際、安否確認をめぐる法的リスクは、企業が考えている以上に複雑です。
本章では、安否確認が「違法ではないのか」と議論される背景を正しく整理し、具体的なリスクとその根拠を明らかにします。

【この章のポイント】

  • 安否確認そのものは違法ではないが、運用方法を誤ると違法リスクが発生する
  • 個人情報保護法・労働契約法・安全配慮義務が関連する
  • 連絡体制が崩壊すると、企業の事業継続に重大な支障が出る
  • 法律に明記はなくても、実質的には「必須の災害対応」と位置づけられている

安否確認は「義務」なのか?

結論から言えば、安否確認そのものを義務づける法律は存在しません。
しかし、これだけでは正確な理解とは言えません。なぜなら、企業には労働契約法第5条に定める「安全配慮義務」が課せられており、従業員の生命・身体を守るための適切な措置を講じなければならないからです。
国が公表している「事業継続ガイドライン」でも、企業の災害対応として安否確認は「初動段階で実施すべき事項」の一つとして重要であると明記されています。
(参考:内閣府「事業継続ガイドライン」)

つまり、法律に直接の規定がなくても、

  • 災害発生時に従業員の安否が把握できない
  • 連絡体制が破綻し、復旧が遅れる
  • 結果として従業員に危険が及ぶ

といった状況を防ぐために、安否確認体制の整備は実質的に必須と位置づけられるのです。加えて、労働安全衛生法の考え方にもとづき、企業の災害時対応には「従業員を危険から守るための組織的な体制構築」が求められています。
その延長線上に安否確認があると考えるべきでしょう。

違法性が問題になるケースとは?

安否確認自体は違法な制度/行為ではありません。しかし、安否確認の「やり方」によっては違法に該当するケースが存在します。

個人情報の収集・保管方法が不適切

  従業員の連絡先、家族情報、勤務地、勤務状況などは個人情報です。これらを適切な同意・安全管理措置なしに扱うと、個人情報保護法違反となる恐れがあります。

安否確認を強制するのに就業規則が未整備

  緊急時の安否報告を義務とする場合、就業規則への明記が必須です。規則を定めずに報告を強制すると、労働契約法違反のリスクが生じます。

連絡網の管理が杜撰で情報漏えいにつながる

 
  • 名簿を紙で管理して紛失
  • 担当者個人のPCに保存
  • メール添付で共有し漏えい
こうした事故は実際に多く、企業責任が問われる事例もあります。

外部サービス利用時のセキュリティ不備

  クラウド型の安否確認システムを利用する場合でも、「暗号化」「アクセス制御」「退職者データの削除」などの仕組みが不十分だと、企業としての管理責任が問われます。

法律上の根拠を“誤解しやすいポイント”

安否確認の法律問題は複雑で、いくつもの誤解が生まれやすい領域です。

誤解①

「緊急時だから個人情報は自由に使える」

災害時でも個人情報の目的外利用はできません。緊急時だからこそ、企業はより厳密に管理する必要があります。

誤解②

「防災訓練は義務だから、安否確認訓練も義務」

防災訓練の実施は義務ですが、安否確認訓練そのものは義務ではありません。
ただし、実務上は訓練を実施しておくことで「法令遵守姿勢」を証明できるため、監査担当者や労務リスク管理の観点から強く推奨されています。

誤解③

「従業員情報は最初に一括取得すればOK」

実際には、

  • 利用目的の再提示
  • 同意の再取得
  • 退職者データの削除

など、継続的な適法管理が必要です。

安否確認は違法ではないが“運用方法”を誤ると企業リスクに

本章で解説したように、安否確認そのものが違法になることはありません。しかし「情報の扱い方」「訓練の仕組み化」「就業規則との整合性」を誤ると、重大な違法リスクに発展します。

次章では、このリスクの中心である「従業員情報の登録はどこまで許されるのか?」を、個人情報保護法に基づいて解説します。
さらに後半では、安否確認システム導入により違法リスクをゼロにする方法や、最終的な無料トライアルへの導線につながる実務的なポイントを整理していきます。

従業員情報の登録はどこまで許される?

安否確認の運用において最も誤解が多く、かつ企業の違法リスクが最も大きいのが「従業員情報の取り扱い」です。連絡先、勤務地、家族情報など、安否確認のために必要な情報は多岐にわたりますが、それらをどこまで収集してよいのか、どの範囲が違法となるのかを明確に理解している企業は実は多くありません。
本章では、個人情報保護法(APPI)に基づき、安否確認で扱う従業員情報の“適法ライン”をわかりやすく整理します。
(参考:政府広報オンライン「個人情報保護法」をわかりやすく解説。個人情報の取扱いルールとは?)

【この章のポイント】

  • 安否確認に必要なのは、氏名・連絡先・所属の最小限データだけ
  • 位置情報・家族情報などはセンシティブ情報扱いで、任意提供+同意必須
  • 目的外利用・過剰収集・退職者データ残存は法違反リスクにつながる
  • 個人情報保護法では「利用目的の提示・適正取得」が最重要

安否確認で扱う情報は「要配慮個人情報」に該当するのか

まず押さえるべきは、安否確認に必要な情報が「要配慮個人情報」(人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪歴など、不当な差別や偏見、不利益が生じないよう特に配慮を要する個人情報)に該当するかどうかです。
(参考:個人情報保護委員会「『要配慮個人情報』とはどのようなものを指しますか。また『要配慮個人情報』にかかる留意点は何でしょうか。」)

結論:一般的な安否確認に必要な情報は通常「要配慮個人情報」ではない

以下の情報は「要配慮個人情報」には該当しません。

  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 所属部署
  • 勤務地
  • 勤務形態

これらは適切な利用目的の通知があれば、一般的な個人情報として扱えば問題ありません。

ただし例外となる情報がある

次の情報は「要配慮個人情報」に準じる扱いが必要です。

  • 位置情報(GPS・現在地)
  • 健康状態(持病・服薬状況・障害情報)
  • 家族構成、緊急連絡網の詳細
  • 災害弱者に該当する属性(妊娠、障害、高齢)

これらはセンシティブ情報に近いため、以下を徹底する必要があります。

  • 利用目的の明確化
  • 任意提供の設定(強制の禁止)
  • 本人の事前同意
  • 安全管理措置(暗号化および閲覧権限の適切な管理)

多くの企業が誤解する理由

安否確認は「緊急時対応だから特別扱いできる」と誤解されがちです。しかし実際には、緊急時であっても個人情報保護法の原則は適用されるため、通常の個人情報管理よりむしろ厳格であるべき領域と言えます。

適法な「従業員情報の収集範囲」

必須となる“最小限の情報”

  安否確認で絶対に必要な情報の範囲はごくシンプルです。
  • 氏名
  • 電話番号/メールアドレスのいずれか
  • 所属(部署・拠点)
この3点があれば、安否確認は成立します。

任意項目として扱うべき情報

  以下の情報は強制収集してはいけない情報の代表例です。
  • 家族の緊急連絡先
  • 自宅住所の詳細
  • 災害弱者情報(妊娠、障害の有無など)
  • アレルギー・持病など健康情報
これらは「任意提供」であることを明示し、同意文書にも明記する必要があります。

同意取得は“書面・電子どちらでも可”

  任意項目の取得同意書は書面、電子どちらでも良いとされていますが、以下のポイントは必須です。
  • 利用目的の明記(安否確認のため)
  • 任意項目である旨の記載
  • 退職時の削除ポリシーの記載
  • 委託先(安否確認システム提供会社)の情報の明記
企業が見落としがちな点として、グループ会社・委託社員(派遣社員含む)の取り扱いも同様にルール化が必要です。

違法となりうるケース

安否確認の運用で実際に問題となる違法パターンは次の4つです。

①目的外利用 例)緊急連絡網を人事評価や社内調査に利用する。
→個人情報保護法違反に該当します。
②安否確認とは無関係な情報を強制収集 例)家族情報の提出を義務化する。
→過剰収集+不当な強制に該当します。
③退職者データの削除漏れ 例)退職後に緊急連絡が届くなどのトラブルが多発した。
→管理責任が問われます。
④セキュリティレベルの不足 例)紙の名簿配布、Excel管理、メール添付を行った。
→もっとも情報漏えいリスクが高い運用です。

現代の法務部は、この領域の監査を非常に厳格に行っており、特に「アナログ管理=大きな違法リスク」という構図は年々強まっています。

情報管理に必要な体制

適法かつ効率的な安否確認を行うには、以下の体制整備が不可欠です。

権限管理 閲覧できる範囲を「最小限の担当者だけ」に制限する。
アクセスログを必ず残す。
ログ管理 誰が、いつ、どのデータにアクセスしたか記録する。
システムで自動保存される環境が理想。
退職者データの自動削除 多くの企業で漏れが発生している領域であり要注意。
削除漏れは法務監査で必ず指摘されるポイント。
社内規程との整合性
  • BCP
  • 個人情報管理規程
  • 情報セキュリティポリシー
これらと安否確認の運用が矛盾しないよう統合する。

これらの体制整備はアナログや属人的管理では実現が難しく、多くの企業が安否確認システム導入を検討する理由でもあります。

安否確認に必要な従業員情報は“最小限”

本章では、適法な個人情報の収集範囲と、違法になりうる運用を整理しました。
次の章では、「安否確認訓練がなぜ必要なのか?なぜ未実施だと企業リスクが高まるのか?」を、実際の災害事例と組織課題をもとに解説していきます。

安否確認訓練はなぜ必要なのか?

安否確認体制の構築において、最も軽視されがちな要素が「訓練」です。
多くの企業は「システムがあれば安心」「実災害が起きたときだけ動けばよい」と考えがちですが、それは大きな誤解です。
実際には、訓練を実施しない企業ほど、いざというときに“連絡がつかない”現象が連鎖的に発生し、組織として機能不全に陥ることが過去の災害で繰り返し証明されています。
この章では、訓練を軽視する企業に共通する3つの課題を解説します。

【この章のポイント】

  • 訓練をしない企業ほど、本番で「連絡がつかない」状態に陥る
  • 従業員が操作・回答方法を理解していないと仕組みが機能しない
  • 訓練結果の分析・改善がないと、回答率が停滞したまま
  • 安否確認は「平時の訓練ができていないと本番では絶対にできない」

実災害で「連絡がつかない」は組織崩壊につながる

東日本大震災、熊本地震、能登半島地震などの大規模災害では、

  • 社員の携帯がつながらない
  • メールを送っても既読にならない
  • 連絡網が機能せず情報が錯綜する
  • 拠点ごとの情報収集に数日かかる

など、平時想定の連絡体制が完全に破綻した企業が多数あり、企業の安否確認体制の不備が大きな課題となりました。
組織が安否確認をできないと、次の問題が連鎖発生します。

  • 事業継続判断ができない
  • 復旧要員の確保ができない
  • 拠点ごとの被害状況が把握できない
  • 顧客対応が停止する
  • 経営判断の遅れが株主・取引先との信頼失墜につながる

つまり、安否確認ができない=企業の中枢が停止することを意味します。そしてこれらの問題の多くは、訓練を怠った企業ほど顕著に表れています。

従業員が「安否確認の手順を知らない」問題

システムを導入しても、従業員が次のことを理解していなければ安否確認は成立しません。

  • どのツールで回答するのか
  • どのようなメッセージが届くのか
  • どう返答すればよいのか
  • 訓練は年何回実施されるのか
  • 回答期限はいつまでか

多くの企業で、“導入当初に案内メールを一度送っただけ”というケースがよく見られます。
その結果、実災害が発生したとき、

  • 従業員がそもそも気づかない
  • 過去のメールが埋もれて見つからない
  • 返答手順を忘れている
  • 個人端末に通知をオフにしている

といった理由で、回答率が著しく低下します。
防災の世界では、「平時にできないことは本番では絶対にできない」という原則があります。安否確認も例外ではありません。
訓練こそが、従業員に“行動方法を身体で覚えさせる”唯一の手段なのです。

「訓練結果を把握していない」問題

訓練を実施したとしても、次のような課題を放置している企業は少なくありません。

  • 回答率が毎回低い
  • 手動で集計しているため時間がかかる
  • 回答率が改善しているのか分析できない
  • 部署ごとの課題が見えない
  • 管理者が変わると運用が途絶える

特に多いのが、「改善のPDCAが回っていない」状態です。
本来、安否確認訓練は以下の流れで改善を重ねる必要があります。

  1. 訓練の実施
  2. 結果の集計(回答率・未回答者)
  3. 課題の抽出
  4. 対策の実行(リマインド、導線改善)
  5. 次回訓練で再評価

しかし、アナログ運用ではこれがほぼ不可能で、システム未導入の企業では管理者の属人化と対応遅れが頻発します。訓練を適切に記録し、継続的に改善し続ける体制があって初めて、実災害でも機能する安否確認が実現します。

訓練なしの安否確認は機能しない

安否確認訓練は、企業が災害時に機能停止しないことを確認できる「唯一の実践機会」です。どれほど優れたシステムを導入していても、従業員に通知が届き、回答の操作方法を認識していなければ意味がありません。また、訓練結果を分析しない運用は、本番での機能不全につながります。
過去の大規模災害でも明らかになったように、“連絡がつかない”という初動の遅れは、組織全体の混乱を長期化させ、事業継続判断を大幅に遅らせる要因になります。

そのため企業は、以下の3点を確実に行う必要があります。

  • 従業員が安否確認の手順を理解しているかを訓練で確認する
  • 結果を可視化し、回答率を改善する体制をつくる
  • 訓練を継続的に行い、災害時に同じ行動が再現できるようにする

これらはすべて、安否確認を“機能する仕組み”にするために欠かせない要素です。訓練はコストではなく、企業を守るための投資に他なりません。

次章では、実際に違法リスクを避けるために必要な訓練の具体的ステップを、法的観点を交えて詳しく解説していきます。

違法を避けるための安否確認訓練の正しいステップ

安否確認訓練は「形だけ実施すればよい」と誤解されやすい分野ですが、実際には訓練の設計そのものが法令遵守の根幹となります。特に、個人情報の扱い、就業規則との整合性、訓練結果の管理方法などは、誤ると違法リスクにつながるため、体系的なステップで進める必要があります。
この章では、違法リスクをゼロに近づけるために、企業が最初に整備すべき訓練ステップを「法的観点」と「実務観点」から整理します。

【この章のポイント】

  • 法令遵守には「目的通知」「同意」「就業規則整合」が必須
  • 訓練は年2~4回を推奨し、夜間・休日も含めると実効性が高い
  • メッセージ設計・自動集計・ログ保存が法的リスク軽減に直結する
  • 訓練は「実施すること」ではなく「改善サイクルを回すこと」が重要

訓練の目的を法的観点で明文化する

まず必要なのは、安否確認訓練の目的を明文化して従業員に周知することです。

利用目的の明確化

  「従業員の安全確保および災害時の事業継続のために安否確認訓練を実施する」という目的を文書で示す必要があります。
これにより、個人情報保護法に定める「利用目的の通知・公表」が満たされます。

個人情報の取り扱いについて同意取得

  安否確認訓練では、従業員の連絡先や必要に応じて勤務地などの情報を扱うため、事前に次の事項を含めた同意の収集が望ましいです。
  • 収集する情報の範囲
  • 目的外利用をしないこと
  • 外部システムを使用する場合の委託先情報
  • データ削除方針
同意は紙でも電子でもかまいませんが、履歴を残せる形式が理想です。

就業規則との整合性

  安否確認への回答を義務とする場合、就業規則へ明記する必要があります。
明記されていない状態で「回答してください」と強制すると、労働契約法との不整合が生じます。特に休日の回答義務付けや未回答へのペナルティ(減給、注意)は、労働時間とみなされ賃金発生の対象となるため、違法性が高まり注意が必要です。

訓練計画の設計

適切な訓練を行うには、年間を通じた計画が必要です。

年間スケジュール

  一般的には年2~4回の実施が推奨されます。防災の日(9月1日)や過去の大規模災害に合わせた訓練の実施が多いですが、近年は災害発生が多い季節(秋の台風期、冬の地震対策期間)に合わせて実施する企業も増えています。

訓練の種類

 

企業規模や勤務形態に応じて、訓練種類を組み合わせます。

即時回答訓練 メッセージが届いてすぐ回答する訓練
夜間訓練 深夜・早朝に実施し通知設定を確認
休日訓練 外出時・家庭での対応を想定
拠点別訓練 各拠点責任者の動きを確認

特にテレワーク時代においては、夜間・休日訓練の導入が非常に重要になっています。

実施対象

  対象者の設定も重要です。
全社員を対象にするのが理想ですが、まずは重点部署から始める企業もあります。

メッセージ作成のコツとは

訓練の成否を左右するのは「メッセージ内容」です。

「訓練である」旨を明記

  災害時と同じテンプレートを使用する場合でも、訓練であることを最初の1行に明記することで誤報を防止できます。
災害時と同じテンプレートを使用する場合でも、訓練であることを最初の1行に明記することで誤報を防止できます。

正しい回答方法を明確に記載

  例として「無事」「ケガ」「連絡取れず」など、回答方法を具体的なボタン形式で示すと、従業員の混乱がなくなります。

緊急時との違いを説明

  訓練では通知の確認/回答操作を目的とし、実災害とは異なる部分があります。
これを丁寧に説明することで、訓練への心理的抵抗が減ります。

【テンプレ】安否確認訓練メール(コピペ可)

------------------------------------------------------------------

件名 【訓練】地震発生

【これは訓練です】

2026年〇月〇日 〇時〇分
〇〇県〇〇市で【震度〇】の地震が発生しました。

氏名
緊急連絡先
本人の状態(無事・負傷)
家族状態(無事・未確認・負傷者あり)
出社状況(未定・可能・不可)

を返信してください。

------------------------------------------------------------------

メール文について詳しくは、「安否確認メールとはいったいどんなもの?管理者、登録者の疑問を解決!」のページで詳しく紹介していますのでご覧ください。

実施と集計

訓練の実施後は、迅速な集計と分析が必要です。

自動集計の重要性

  Excelや紙での手動集計では、
  • 時間がかかる
  • 人為的ミスが発生する
  • データが散逸する
といった問題が起こります。
自動集計できるシステムを使うことで、回答率・未回答者・部署別傾向などが即座に把握できます。

アナログ管理は違法リスク

  紙の名簿やExcelファイルを個人PCで管理すると、
  • 持ち出し
  • 紛失
  • USB管理の不備
などから情報漏えいリスクが高まります。これは個人情報保護法の安全管理措置の観点からも重大なリスクです。

個人情報の保全

  訓練ログには個人情報が含まれるため、
  • 暗号化
  • アクセス権限
  • ログ管理
などの対策が必須です。

結果の振り返りと改善

訓練は「実施すること」が目的ではありません。改善につながる運用サイクルを作ることこそ重要です。

未回答者への対応

  未回答者へは、
  • 上長への共有
  • 個別連絡
  • 次回訓練前のリマインド
などの対策が必要です。

回答率改善のPDCA

  訓練を実施するたびに、
  • 回答率
  • 回答までの時間
  • 部署別の差
などを比較することで改善点が見えてきます。

訓練履歴の保存

  訓練の履歴データは、法務部門の監査にも役立ち、BCPの有効性証明にもなる重要な資料です。必ず保存するようにしましょう。

違法リスクを最小化する鍵

安否確認訓練を違法リスクなく実施するためには、「正しいステップに沿って行う」ことが不可欠です。特に、個人情報保護法や労働契約法との整合性は誤解されやすく、曖昧な理解のまま運用を開始すると、後から重大な問題につながります。

企業が押さえるべきポイントは次の3つです。

  • 目的の明文化と同意取得 : 個人情報を適法に取り扱うための前提
  • 訓練計画とメッセージ設計 : 従業員が迷わず行動できる状態を作る
  • 集計・記録・改善の仕組み : 訓練結果を活かし、本番に備える

これらは単に形式的な手続きではなく、すべてが法令遵守を裏付ける重要なプロセスです。
特に「記録と改善」は、法務監査やBCP評価でも重視されるポイントであり、企業が災害対策を実効性のあるものにする上でも欠かせません。
つまり、安否確認訓練は、計画 → 実施 → 分析 → 改善のサイクルを回すことで、はじめて“適法で実効性のある運用”になる、ということです。

安否確認システム導入で訓練が“違法リスクゼロ”になる理由

安否確認訓練を適法に、かつ効率的に運用するために、最も効果が高い方法が安否確認システムの導入です。多くの企業では、訓練を手作業で行うことによる「情報漏えいリスク」「集計の煩雑さ」「属人化」「退職者データ管理の不備」などが問題となっていますが、これらはシステム導入によってほぼ完全に解消されます。
本章では、安否確認システムが違法リスクを防ぎ、業務を効率化する理由を3つの観点から解説します。

【この章のポイント】

  • システム化により、個人情報管理の適法性が自動で担保される
  • 訓練配信・集計・リマインドが自動化され、回答率が向上
  • 属人化・アナログ管理を解消し、監査リスクを大幅に軽減
  • 「退職者データの自動削除」が最も大きな法務リスク対策

セキュリティ面(法令遵守)

安否確認に関する情報は、氏名・連絡先・部署・勤務地など個人情報で構成されています。これらを安全に扱うためには「個人情報保護法に基づく安全管理措置」を満たす必要がありますが、システムを利用することで以下の項目が自動的に担保されます。

暗号化

  データは通信・保管のどちらも暗号化され、無断アクセスや情報漏えいのリスクが大幅に減少します。

退職者データの自動削除

  アナログ管理で最も多いトラブルが「退職者への安否通知が届いてしまう」ケースです。対策として人事システムと連携している安否確認システムを導入すれば、退職処理と連動して自動削除されるため、違法リスクがゼロに近づきます。
ユーザメンテナンスについて詳しくは「安否確認システムのフル活用を支えるユーザメンテナンスの重要性」のページでご紹介しています。
安否確認システムのフル活用を支えるユーザメンテナンスの重要性

ユーザメンテナンスについて▼

 

安否確認システムのフル活用を支えるユーザメンテナンスの重要性

権限管理による漏えい防止

  アクセス権限を細かく設定できる安否確認システムは、「担当者だけが閲覧できる状態」が確保されます。属人化も防げ、法務・情報セキュリティ部門の監査にも対応可能です。

これらの仕組みにより、企業が最も懸念する情報漏えい・目的外利用・管理不備のリスクを極小化できます。

訓練の自動化

手作業による安否確認訓練は管理者の負担が大きく、また「毎回やり方が変わる」「担当者が変わると途絶える」といった問題が発生しがちです。
専門の安否確認システムの多くでは、以下が自動化されます。

毎月/四半期での自動訓練設定

  設定したスケジュールに基づき、自動的に訓練配信を行います。設定さえ間違いなくしておけば自動で配信するため、実施忘れがなくなります。

回答率分析(自動集計)

  従業員ごとの回答状況、部署別の傾向、回答までの時間などを瞬時に分析します。Excel集計の必要がなくなり、改善サイクルが高速化します。

リマインド自動化

  未回答者へ自動で再通知を行います。管理者が個別に連絡する必要がなく、回答率が自然に上昇します。

従業員側の負担ゼロ

  スマホ・PCのどちらからでも操作でき、アプリインストールも不要なシステムが増えています。「使い方がわからない」という問題を最小化できます。

こうした自動化により、安否確認訓練の実施が「管理者に依存しない仕組み」に変わり、トラブルの発生源がなくなります。

企業側の業務効率化

システム導入によって効率化できる業務は多岐にわたります。

総務・人事の工数削減

  従業員情報の更新、訓練実施、集計、報告など、すべてが単一画面で完結し、担当者の時間を大幅に削減できます。

拠点管理の標準化

  多拠点・全国展開企業では、拠点ごとに運用レベルが異なりがちです。システムが共通化すれば、全拠点で統一された安否確認体制を構築できます。

IT部門の負担軽減

  Excel・紙・メールで散乱していた情報が一元化され、問い合わせ対応の負担も減ります。また、システム側でセキュリティ更新が行われるため、企業側のメンテナンスも不要です。

結果として、安否確認は「属人的な運用」から「組織的な仕組み」へ変わり、違法リスクがゼロに近づく」という大きなメリットを生みます。

安否確認システムは、法令遵守・効率化・自動化を同時にかなえる“唯一の手段”

手作業・アナログ管理では、個人情報保護法の安全管理措置を満たせず、違法リスクは常につきまといます。
システム化することで、

  • 情報漏えいリスクの撤廃
  • 訓練の自動化
  • 管理工程の最適化
  • 法務監査への高い適合性

これらが一度に実現でき、安否確認の運用は初めて「持続的な仕組み」になります。

従業員登録を適法に行うための実務チェックリスト

安否確認の運用において、企業が最も誤りやすいのが従業員情報の登録プロセスです。正しく行えば法的リスクは限りなくゼロになりますが、手順を省略したり曖昧にしたりすると、個人情報保護法に抵触する可能性があります。

本章では、企業が“今日からそのまま使える”実務チェックリストとして、従業員登録を適法に行うための必要事項を4つのステップで整理します。

【この章のポイント】

  • 取得前に「利用目的通知・同意書・保護規程」の3点が必須
  • 登録時は最小限主義を徹底し、センシティブ情報は任意提供
  • 登録後は権限管理・更新・退職者削除が重要
  • グループ企業(複数法人)運用は責任範囲の明確化が不可欠

収集前に準備すべき文書

従業員情報の収集は、いきなり始めてはいけません。個人情報保護法では「利用目的の提示」と「適切な取得」が求められるため、次の文書を準備しておく必要があります。

利用目的通知書

  「安否確認および災害時の安全確保のために情報を取得する」旨を明文化し、従業員に提示します。

個人情報保護規程

  企業としての情報管理ルール(保存期間、アクセス権限、外部委託など)を明記した社内規程です。安否確認システムを利用する場合は、委託先の名称や安全管理措置も記載します。

同意書(紙・WEBいずれも可)

  以下を含めることで適正な取得となります。
  • 取得する情報の範囲
  • 任意項目の扱い
  • 外部委託の有無
  • 退職時のデータ削除ポリシー
この同意書は、証跡として保管が必要です。

登録時の注意点

従業員データを登録するときは、以下の原則を守ることで適法となります。

最小限主義(必要なデータに限定)

  安否確認に必須なのは“氏名・連絡先・所属”程度です。それ以上の情報(家族情報、健康情報、自宅住所詳細など)は任意提供とし、強制してはいけません。

データ形式

  Excelや紙での管理はリスクが高く、個人情報保護法の安全管理措置における「漏えい防止」の観点で不適切です。暗号化やログ管理のあるシステムへの登録が推奨されます。

緊急連絡先の取り扱い

  家族の連絡先はセンシティブな情報にあたるため、「任意項目」であることを明確にし、本人の同意がある場合のみ取得します。

登録後の管理プロセス

登録して終わりではなく、適法な運用には“継続的な管理”が欠かせません。

権限設定

  管理者以外がアクセスできないよう、閲覧権限を細かく設定することが必須です。アクセスログが自動で残るシステムが理想です。

データ更新

  部署異動・電話番号変更などが起きたときに「更新漏れ」が発生すると、本番の安否確認が失敗します。更新フローを明文化しておきましょう。

退職者削除

  最も多いトラブルが「退職者に安否確認通知が届く」ケースです。これは企業の管理責任として厳しく指摘されるため、退職処理と連動した自動削除が最も安全です。

グループ企業での運用

グループ企業や複数法人で安否確認を運用する場合、特有の注意点があります。

管理責任者の明確化

  「どの企業がどの情報を管理するのか」を明示しないと、責任範囲が曖昧になります。

システムの統合可否

  法人ごとに異なるツールを使うと、訓練や情報管理が複雑になります。
統一システムでの運用が望ましいです。

情報連携のルール

  企業間でデータを共有する際は、委託契約書や覚書を交わし、目的外利用を防ぐ必要があります。

従業員情報は“取得前・登録時・登録後”の3ステップで適法管理する

従業員情報の登録は、個人情報保護法の中でも特に監査指摘の多い領域です。しかし本章で紹介したチェックリストを満たせば、今日から適法な安否確認体制を構築できます。

次章では、この情報管理を企業全体の“社内ルール”として浸透させる方法を解説します。

違法リスクをゼロにする“社内ルール化”の方法

安否確認体制を構築しても、それが「社員に浸透していない」「組織として定着していない」状態では、実災害時に機能しません。さらに、法令遵守の観点でも“ルールとして明文化されているかどうか”は非常に重要です。

本章では、安否確認を組織文化に根付かせ、違法リスクをゼロに近づけるための社内ルール化の方法を整理します。

【この章のポイント】

  • 安否確認はBCPの中核であり、訓練頻度・責任者・目標値を明文化すべき
  • 就業規則に「回答義務」「訓練参加義務」を明記しないと強制できない
  • 社員説明会で理解を促し、年に1回の見直しを行うと定着する
  • 訓練記録は監査時の「法令遵守証拠」として極めて重要

BCPと安否確認体制の統合

安否確認は、単なる連絡手段ではなくBCPの中核機能です。BCPの一部として正式に組み込み、

  • 訓練頻度
  • 管理責任者
  • 回答率目標
  • 訓練後の改善サイクル

を明文化することで、組織としての共通言語になります。

就業規則への明記

従業員に安否確認への回答を義務化する場合、就業規則に明記していなければ強制はできません。就業規則内では以下の項目を盛り込むとよいでしょう。

  • 災害時に安否確認に回答する義務
  • 訓練への参加義務
  • 連絡先更新の責務
  • システム利用に関する規定

これにより、労働契約法との整合性が確保され、企業として正当な運用が成立します。ただし休日の回答義務付けや未回答へのペナルティ(減給、注意)は、労働時間とみなされ賃金発生の対象となるため、注意が必要です。法務部門と相談して方針を決めることをおすすめします。

社員説明会の実施

規程を整備しても、従業員が理解していなければ実務で機能しません。少なくとも年1回は安否確認の仕組み・手順・訓練の目的を説明する場を設けることで、認識のズレを防止できます。
説明会では次のポイントが重要です。

  • なぜ安否確認が必要なのか
  • 企業と従業員双方にとってのメリット
  • システムの使い方
  • 訓練スケジュールの明示

理解を促すことで、回答率向上にも直結します。

年次見直しの実施

BCPと同様、安否確認体制も年に一度は見直すべきです。

  • 訓練結果(回答率・未回答率)
  • 関連規程の整合性
  • 新しい働き方(リモート・時差出勤、海外拠点)への適合
  • 技術の更新(新システムの導入可否)

を毎年チェックすることで、最新の組織体制に適した安否確認運用が維持できます。

訓練記録の保存と監査対策

訓練記録は法務部門や監査部門から最も要求される資料のひとつです。

  • 実施日
  • 対象者
  • 回答率
  • 未回答者への対応
  • 改善内容

これらを継続的に保存しておくことで、「適切な災害対策を行っている企業」として社内外に証明できます。

安否確認は“規程化・説明・記録”の3点で組織に定着する

安否確認体制を形だけ整える企業は多いものの、実際に機能させるにはルール化と継続運用が不可欠です。
社内規程・説明会・見直し・記録保存という仕組みを整えることで、企業は初めて「災害時に確実に動く安否確認体制」を実現できます。

他社はどうしている?成功企業の安否確認運用モデル

安否確認体制を整える際に、多くの企業が気にするポイントが、「他社は安否確認をどう運用しているのか?」という点です。
実際、安否確認の運用方法・導入理由・課題は企業ごとに異なりますが、当社が提供している安否確認システム「安否コール」を導入した企業の声を見ると、成功企業には明確な共通点があることがわかります。

本章では、実際に「安否コール」を導入した企業の事例を中心に、現場でどのように安否確認体制が構築・運用されているかを紹介します。

「安否コール」の詳細はこちら

【この章のポイント】

  • 成功企業は「訓練の継続」「システム統一」「個人情報管理の適法化」が共通点
  • 自動化で初動が早くなり、回答率が高い状態を維持している
  • BCPとの統合により、災害対応全体が予測可能で実行性が高まる

安否確認体制成功の共通点

「安否コール」導入企業のインタビューを紐解くと、安否確認がうまく機能している企業には次のような共通点があります。

訓練の定着

  安否確認の仕組みは「訓練」がなければ機能しません。成功企業は例外なく、継続して訓練を実施し、従業員の行動パターンが定着する状態をつくっています。

システムにより連絡手段を統一

  紙・メール・電話・LINEなど複数手段が混在していた連絡体制を、「安否コール」で統一したことで、初動の混乱が激減したという声が多く寄せられています。

個人情報の適法管理

  「安否コール」は、権限管理・ログ管理・退職者データ削除といった個人情報保護法の安全管理措置に準拠しているため、企業は適法な状態で運用を続けることができます。

管理者負担の軽減

  企業規模が大きいほど管理者の負担が増えますが、成功企業では「自動配信」「自動集計」により、管理業務が大幅に軽くなったという声が多数あります。

「安否コール」で実現した成功事例

ここでは、「安否コール」の導入企業がどのように課題を解決したのか、公式サイトに掲載されている事例の中から、代表的な内容を紹介します。

事例①

台風時の初動対応が大幅に改善(製造業)

「災害発生時の安否確認が、各拠点で方法がバラバラで混乱していたが、『安否コール』を導入したことで一斉配信と一元管理が可能になった。連絡手段が統一され、台風時の初動が格段にスムーズになった。」

以前は拠点ごとに電話・メール・SNSなどバラバラの連絡手段を持っており、情報が混乱することが課題でした。「安否コール」導入後は即時配信+自動集計により、初動対応のスピードが飛躍的に向上しています。

安否確認を一元化し、実効性あるBCPを実現

事例①の詳細はこちら▼

 

安否確認を一元化し、実効性あるBCPを実現

事例②

使いやすさ・画面の見やすさが導入の決め手(福祉施設)

「複数の安否確認サービスを比較したが、画面の見やすさと操作のわかりやすさが圧倒的だった。緊急時には“迷わず操作できること”が最も重要。」

災害時は“考える余裕がない”状態のため、複雑なUIは致命的です。
導入したシステムのシンプルな操作性と視認性が、現場での混乱を防ぐ要因になっています。

納得の画面の見やすさと即時配信、手厚いサポートが導入のポイントです

事例②の詳細はこちら▼

 

納得の画面の見やすさと即時配信、手厚いサポートが導入のポイントです

事例③

BCPの前提として安否確認を標準化(物流業)

「安否確認はBCPの前提であり、訓練を定期実施できる体制が必須。『安否コール』で訓練配信が容易になり、BCP全体が実行可能なものになった。」

物流業では災害時の移動制限によって業務停止リスクが高いため、迅速な従業員安否の把握が特に重要です。
「安否コール」の導入により、安否確認が“仕組みとして”動くようになり、BCPの実効性が高まりました。

平和みらい株式会社様 安否コール導入インタビュー

事例③の詳細はこちら▼

 

安否コール導入インタビュー

導入企業の声のまとめ

実際の「安否コール」導入企業に共通する成果は次の通りです。

  • 初動の安否確認スピードが大幅上昇
  • 回答率が改善し、訓練が組織に定着
  • 管理者の工数が減り、属人化が解消
  • 個人情報管理が適法で一元化
  • BCPの実行性が向上

これらはすべて「システム化」「訓練の継続」「適法管理」という三本柱を満たした結果です。

実際の導入企業が証明する“「安否コール」の効果”

安否確認体制は、単にシステムを入れるだけでは成立しません。
しかし、「安否コール」を導入した企業の実例を通じて、

  • 訓練が定着すること
  • 情報管理が適法化されること
  • 初動対応のスピードが飛躍的に上がること

が証明されています。

さらなる事例は、公式サイトの事例ページから確認できます。

「安否コール」の詳しい導入事例はこちら

最適な安否確認運用を実現するための“必要コスト”と考え方

安否確認体制を導入する際、多くの企業は「システム費用」だけに注目しがちです。
しかし実際には、“見えないコスト”“見落とされやすい管理工数”“情報漏えいリスク”といった、より重大な負担が存在します。

本章では、適正な安否確認運用に必要なコストを整理し、企業が押さえるべき考え方をまとめます。

【この章のポイント】

  • アナログ管理は“隠れコスト”が大きく、情報漏えいリスクも高い
  • システム導入で工数・監査リスク・人件費が大幅削減
  • 「安いだけのシステム」は必要機能不足、「高機能すぎるシステム」は運用不能
  • 適正価格とは「必要機能が揃い、継続しやすいこと」

企業が見落としがちな隠れコスト

安否確認をアナログで運用している企業では、次のような「気づきにくいコスト」が発生しています。

連絡網の管理工数

  Excel・紙・メールが混在している場合、
  • 名簿更新
  • 退職者削除
  • 部署異動の反映
が手作業となり、担当者の工数を圧迫します。

訓練の実施工数

  訓練メッセージの作成、配信、未回答者の確認、集計…。
これらが属人化し、年に数回の訓練でも大きな負荷になります。

個人情報管理コスト

  名簿の漏えい・管理不備・退職者データの残存は、法務監査で必ず指摘される領域です。手作業運用ではリスクが高まります。

情報通信技術(ICT)セキュリティ対策

  安否確認は緊急時に扱う情報であり、「誰がアクセスできるか」「どこに保存されるか」などの管理を社内で担保するには相応の投資が必要です。

システム導入で削減できるコスト

システム導入によるコスト削減の一例として、安否確認システム「安否コール」を導入した企業から次のようなコスト削減効果が報告されています。

作業時間の削減

  訓練の配信・更新・集計が自動化され、担当者の作業時間が大きく縮小。
事例によっては「年間数十時間の削減」も確認されています。

人件費の最適化

  管理者・総務担当の工数が減り、重要業務へリソースを振り分けられるようになります。
事例によっては「年間数十時間の削減」も確認されています。

トラブル対応コストの削減

  従来起こりがちだった、
  • 名簿漏えい
  • 退職者に誤って通知が届く
  • 更新漏れ
といったヒューマンエラーが激減し、結果として監査対応の手間も減ります。

社内情報資産の保護

  導入企業の声として、「安否情報が一元管理され、Excelや紙管理のような“散逸リスク”がなくなった」と評価されています。
つまり、情報がバラバラに存在しないことで、内部統制上のリスクが大幅に低減するという効果が確認されています。

適正価格の考え方

システム選定でよくある誤りが、「安さ」だけで比較してしまうことです。

「安い」システムの落とし穴

 
  • 通知が届きにくい
  • 集計機能が弱い
  • 管理機能が不足
  • サポートがほぼない
結果として、運用が続かなくなるケースが多く見られます。

「機能過多で高い」システムの問題

  一方で、機能過多のシステムは
  • 操作が複雑
  • 従業員が使いこなせない
  • 実運用では機能の大半を使わない
などのギャップが生じやすい傾向があります。

適正価格とは「必要な機能を、継続しやすい費用で使えること」

「安否コール」は、

  • 訓練の自動化
  • 名簿管理の効率化
  • 情報管理リスクの低減
  • シンプルな料金体系

といったメリットを備えており、企業規模を問わず“費用対効果の高い選択肢”として評価されています。

「安否コール」の料金についての詳細は「料金ページ」をご確認ください。

「安否コール」料金についてはこちら

まずは無料で“違法対策できる体制”を試す

安否確認体制の構築には、

  • 法令遵守
  • 情報管理
  • 訓練の継続
  • システム整備

など多くの要素が関わります。
しかし、これらを一度に完璧に整えるのは現実的ではありません。そこで最も効率的なのが、本番に限りなく近い形で体制を“無料で試せる”環境を使うことです。
当社が提供している安否確認システム「安否コール」の無料トライアルは、単なる体験版ではなく、「企業が実際に運用できる状態」をそのまま再現できるのが特徴です。
この章では「安否コール」の無料トライアルの内容をご紹介しましょう。

【この章のポイント】

  • 実運用に近い環境を無料で試すことで、社内合意が一気に進む
  • 訓練自動化・従業員登録・権限管理などを実際に体験できる
  • 無料トライアル=“違法リスクゼロの体制”をそのまま再現できる

無料トライアルでできること

無料トライアルでは、導入後とほぼ同等の環境で、次の機能を自由に試せます。

訓練の自動化体験

  訓練メッセージを作成し、
  • 即時配信
  • スケジュール設定
  • 自動集計
といった一連のプロセスを、本番と同じ操作で体験できます。

従業員情報の登録・管理

  必要最低限の従業員データを登録し、
  • 権限設定
  • 更新フロー
  • 退職者削除
などの管理プロセスを確認できます。

セキュリティ機能の確認

  ログ管理やアクセス制御など、適法運用のために必須となる管理者向け機能をチェックできます。

無料で“違法リスクゼロ体制”を実現

無料トライアルを利用すれば、

  • 個人情報保護法に適合した運用
  • 訓練の自動化
  • 管理負担の軽減
  • リスク管理の強化

といった安否確認体制の中核を、そのまま無料で体験できます。
多くの企業では、「まず無料で動かしてみて、社内説明用の材料として利用した」
という声が増えています。
つまり、無料トライアルは社内合意形成と導入判断の両方を加速させる“実務的なツール”なのです。

資料ダウンロード・セミナーの提供

「安否コール」は無料トライアルに加え、以下のメニューも無料で提供されています。

  • 資料ダウンロード:法的リスク・運用のポイントを解説したPDF
  • セミナー:安否確認体制の構築方法を専門家が解説
  • 事例紹介:導入企業の成功モデルを詳しく解説
  • 料金案内:導入後の運用イメージが明確にわかる

トライアル+資料ダウンロードは、導入検討の最短ルートです。

まずは無料で、本番さながらの安否確認運用を体験することが最速の改善策

迷ったら、まず無料トライアルを実行するのが最も確実です。安否確認体制の課題も、導入後の姿も、実際に触れることで一気に明確になりますので、ぜひお試しください。

「安否コール」無料トライアルに申し込む

【FAQ】安否確認と従業員登録に関するよくある質問

ここまで、安否確認訓練と従業員情報の登録に関する法的リスクや運用方法について解説してきました。
最後に、企業から特によく寄せられる質問をまとめて紹介します。

Q

安否確認は法律上の義務ですか?

A 結論から言うと、安否確認そのものを直接義務づける法律はありません。
ただし企業には、労働契約法第5条で定められている安全配慮義務があり、従業員の生命や身体を守るための措置を講じる必要があります。
また、BCPのガイドラインでも、災害時の対応として「従業員の安否確認体制の整備」が重要項目として示されています。
そのため、法令上の明確な義務ではないものの、実務上は企業が整備すべき重要な体制と考えられています。
Q

従業員の個人情報はどこまで登録できますか?

A

安否確認のために取得できる情報は、基本的には業務に必要な最小限の範囲に限られます。
一般的には次の情報が登録対象となります。

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 所属部署

一方で、以下の情報は取り扱いに注意が必要です。

  • 家族の連絡先
  • 住所の詳細
  • 健康状態
  • 位置情報

これらはセンシティブな情報となる可能性があるため、任意取得とし、利用目的を明確にしたうえで同意を得ることが重要です。

Q

安否確認訓練はどのくらいの頻度で実施すべきですか?

A

企業規模や業種によって異なりますが、一般的には年2~4回程度の実施が推奨されています。
訓練を実施する目的は、次の3点です。

  • 従業員が安否確認の手順を理解しているか確認する
  • システムや連絡体制が正常に機能するか確認する
  • 応答率や改善点を把握する

訓練を実施していない場合、災害時に通知に気づかない、回答方法がわからないといった問題が発生する可能性があります。

Q

Excelやメールで安否確認を運用するのは問題ありませんか?

A

法律上、Excelやメールでの安否確認が禁止されているわけではありません。
しかし実務上は、次のようなリスクがあります。

  • 名簿の更新漏れ
  • 退職者データの残存
  • 情報漏えいリスク
  • 訓練結果の集計が困難

そのため、多くの企業では安否確認システムによる一元管理を採用しています。
システムを利用することで、訓練配信・回答集計・データ管理などを効率的に行うことができます。

Q

安否確認システムは導入前に試すことはできますか?

A

多くの企業では、導入前に無料トライアルを利用して運用を確認しています。
安否確認システム「安否コール」でも、次の内容をトライアル環境で体験できます。

  • 従業員情報の登録
  • 安否確認訓練の配信
  • 回答状況の自動集計
  • 管理画面の操作確認

実際の運用に近い形で試せるため、社内での導入検討や説明資料として活用する企業も増えています。

Q

従業員が安否確認に回答しない場合、問題になりますか?

A

安否確認への回答を企業が求めること自体は一般的に問題ありません。ただし、従業員に回答を義務づける場合は、就業規則や社内規程に安否確認のルールを明記しておくことが重要です。

就業規則に明記されていない状態で回答を強制すると、運用上のトラブルにつながる可能性があります。
そのため企業では、安否確認体制を整備する際に

  • 安否確認の目的
  • 従業員の回答方法
  • 訓練の実施方針

などを社内ルールとして整理し、従業員へ周知しておくことが推奨されています。

Q

安否確認システムを利用することは違法ではありませんか?

A

安否確認システムを利用すること自体は、法律上問題ありません。
むしろ多くの企業では、災害時の安否確認やBCPの一環として、安否確認システムを導入しています。

ただし、システムを利用する際には個人情報保護法に基づいた適切な運用が必要です。
具体的には次のような点に注意する必要があります。

  • 従業員情報の利用目的を明確にする
  • 必要最小限の情報のみ取得する
  • データ管理の責任者を定める
  • 退職者データの削除など管理ルールを整備する
こうした点を適切に管理すれば、安否確認システムは企業の安全管理体制を強化する有効なツールとして活用できます。

まとめ

安否確認体制は、単にシステムを導入するだけではなく、適法な情報管理・継続的な訓練・社内ルールの整備を組み合わせて運用することが重要です。

まずは、自社の安否確認体制がどのように機能するのかを確認するために、無料トライアルなどを活用して実際の運用を試してみるとよいでしょう。

運営会社 株式会社アドテクニカ

「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。

事業内容
デジタルマーケティング支援
デジタルコミュニケーションプラットフォーム開発提供
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プライバシーマーク JISQ15001取得事業者(登録番号10824463(02))
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